2007年8月2日木曜日

DAY 5 ボートでシエムリアプ












8月2日
今日は朝から天気は曇り。ボートでの長時間移動なのだが、雨は降らないだろうか。ホテルに迎えに来てくれたワゴン車に乗り、ボート乗り場へ向かう。途中でもう1人乗ってきた。彼女はフィンランド人で、旅行プラス何かの調査でしばらくカンボジアに滞在しているそうだ。ボート乗り場に着くと、もうすでに出発準備完了。俺たちが一番最後の客だったみたい。平べったい、屋根付の客席があるボートなのだが、本来は荷物を積むはずの屋根にも乗ることができる。以前にもプノンペン行きのボートで試してみたことがあったので、迷わず屋根に乗る。スピードボートと呼ばれているわりにはゆっくりとした速さで川を下っていく。川岸には高床式の質素な家が並んでいる。その向こうにはただただ草原が広がっているだけ。午前中の早いうちは、この屋根の席は風が気持ちよく快適だった。隣に座っていた若い兄ちゃんが話しかけてきた。オーストリア人だった。大学を卒業したばかりで、世界旅行の途中だと言う。インドから出発し、タイ、ラオス、カンボジアと進んできたそうだ。出発前に買ったリュウガンというライチのような果物をくれた。甘くてさわやか!9時過ぎくらいから日差しが痛いくらいに強くなってきた。途中水上に浮かぶ商店兼簡単な食堂で休憩。ビスケットと冷たい水を買って、後半戦に備える。頭皮が焼けると辛いので頭にタオルを巻く。5時間ほどたったころ睡魔に襲われてついに仰向けになって眠ってしまった。1時間ほどで目が覚めたが、もうすっかり日焼けしてしまった。日サロに半年通ったくらいに焼けた。肌が出ているところが全て痛い。しばらくするとボートはトンレサップ湖という湖に出た。海のようにデカイ。7時間かかりようやくシエムリアプの船着場に到着。肌は黒焦げ。船から降りると、大勢のドライバーたちが客の争奪戦を始める。その中から見た目がやさしそうな兄ちゃんのトゥクトゥクをピックアップ。俺以外に2人乗るけど、1000リエル(R)でOKと言う。バッグをトゥクトゥクに積んで、他の2人をドライバーが探している間に、近くの露店で水を追加購入。戻るとすでに2人の客がトゥクトゥクに乗って待っていた。話してみると、2人ともアメリカ人で女2人旅の途中。さらに片方のアジアンアメリカンは以前に3年間日本で英語教師をしていたそうだ。10分ほど悪路を走ったところで、トゥクトゥクが止まった。タイヤを見るとパンク!!!偶然にもすぐ先にタイヤを修理できる店?みたいのがあり、そこでしばし修理タイム。やっと修理完了し、再出発。5年ぶりにやってきたシエムリアプの町は見違えるほどに変わっていた。高級ホテルが乱立して、おしゃれなカフェやレストランがたくさんできていた。そして来るたびに旅人の人数が増えている。これもこの国が平和になり、観光で急成長を目指している証拠だ。ファミリーゲストハウスという宿にチェックインした。トイレ、水シャワー、ファン付で1泊6ドル。シャワーを浴びて、ひとまず銀行へ。レートが悪いので道端の両替商で1万円をドルに換金。81ドルだった。ふと目の前の看板に目をやると「セブンイレブン??」まさかと思って近くでよく見てみたら、「セブントゥェンティ」だった。今後日本にも進出するかも。朝からまともな食事をしていなかったので、新しいレストランで、カンボジアンカレーを食べた。やはりココナツがたっぷりすぎて、俺には合わない。明日からゆっくりと遺跡めぐりをする予定。

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