2007年8月4日土曜日

DAY 7 初プノンクーレン、またまたまたバンテアイスレイ
















8月4日(土)



朝8時に、ドライバーのヤンと出発の約束をしていたので、5分前行動でホテルのロビーに下りる。まだ姿はない。隣の食堂でパンケーキをテイクアウトで頼んで、出来上がるまでバナナシェイクを飲んで待つ。なかなかヤンが来ない。パンケーキも出来上がり、ホテルの玄関先にあるいすに座って待つ。なかなかヤンが来ない。パンケーキを広げて食べる。なかなかヤンが来ない。するとホテルの従業員が「ドライバーから電話が入ってるよ」と呼びに来たのでフロントの電話に出るとヤンだった!!「寝坊しました。ごめんなさい。今すぐいきます。」結局50分遅れでヤンが到着。昨日のうちに今日向かうプノンクーレンのチケット代を20ドル払って買ってきてくれることになっていたので、まさかそのまま…という心配もしたが、ちゃんと来てくれたことに嬉しくて、普段だったら50分も待たされたら切れているところを、今回は特例の仏心で許してあげた。そして出発。1時間ほどは田園風景の中を走る道路が舗装されているので、のんびりと畑仕事をしている人たちの姿を見ながらくつろげたが、途中から土の道になった。カンボジアによくある赤土の道。この道になったとたんあちこちに水溜りやでこぼこがあり、ゆっくりと風景を眺めてはいられない。これぞカンボジアンロード!ホテルから1時間半くらいのところでプノンクーレンの山のふもとのチェックポイントに到着。ここから道が険しくなるので、トゥクトゥクの荷台をはずし、バイクで2人乗りして山を登る。30分ほど山の中を走りぬけ、目的地に到着。川底にある彫刻や、岩をくりぬいて作った大仏を見た後、ハイライトの滝を見に行った。ここはカンボジア人たちがピクニックに来て、水浴びをしたりするようなところ。林の中の階段の道をしばらく降りて、岩の合間を潜り抜けると、目の前に大きな滝が現れた。マイナスイオンたっぷり!!滝つぼ周辺はプールのようになっていて若者たちが泳いでいた。しばらくマイナスイオンを全身で感じて、引き返す。近くに彫刻がきれいに残っているバンテアイスレイという遺跡があるのでそこに立ち寄る。ここも毎回訪れているところなのだが、やはり来るたびに、状況が変わってきている。初めてきたときは立ち入り禁止ゾーンなどなくきれいで貴重な彫刻を間近で見ることができたが、今は完全にロープが張られ、離れたところからそれを見学できなくなっている。残念。そして人の多さ!!こんな場所に不自然なほどの数の観光客が団体で押し寄せてきている。昨日のアンコールワットよりももっと韓国人の団体が多い。どうしたんだ韓国??最近行く国々、どこでも韓国人だらけなんだけど。そんな遺跡を後にして、次は地雷博物館と呼ばれている施設に向かう。つい最近場所を変えてリニューアルしたばかりだ。ここも前回訪れて、感動した場所だったのではずせないスポットだった。自らが兵士として地雷を埋めてきた一人の男性が、平和になった今、その償いとして地道な地雷除去活動を行っており、そこで除去された地雷や不発弾を展示して平和を訴えている施設だ。前回訪れたときの古い建物とは段違いにきれいに、そして立派になっていた。ここでもカンボジアの悲しい歴史のほんの一端を味わうことができる。今の自分には何ができるのだろう…?町に戻り、オールドマーケットで買い物をし、クメールキッチンという食堂で魚の炒め物を食べる。もう一日この町に滞在することに決めた。

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