2007年8月6日月曜日

DAY 9 はるばる来たぜプノンペン
















8月6日(月)



今日は朝から雨。いよいよシエムリアプ出発。6時半にキャピトルツアーのオフィスへ行き、バスターミナルまでの送迎バスに乗る。15分ほどするとたくさんの長距離間バスが停まっているバスターミナルに到着。今日はここからプノンペンを目指す。フロントガラスに「C」と書いてあるカードが貼られたバスに乗る。中はエアコンがききまくっていて寒い。トレーナーを出しておいて正解。定刻より20分ほど遅れてバスは出発。ipodで音楽を聴きながらすぐに熟睡。目が覚めると、第1回目の休憩タイム。終点まで2回の休憩タイムがあった。午後1時半、6時間かかってようやくプノンペンに到着。バックパッカーのメッカでもあるキャピトルというゲストハウスの前でバスから降りた。キャピトルから小道を少し行ったところにあるナイスゲストハウスという宿にチェックイン。1泊10ドル。値引きもできそうだったけど、即決め。荷物を置いてわずか半日のプノンペン観光。とは言っても、ここにくるのも3度目、もう行くところが決まっている。カンボジアの歴史の復習観光。トゥクトゥクを5ドルで雇い、まずはキリングフィールドへ向かった。ここはポル・ポト政権の時代にプノンペンで殺された多くの市民が埋められた場所でもあり、ここでも多くの人が殺された。シエムリアプのものよりも大きな慰霊塔の中には無数の遺骨が安置されていた。周辺の草むらにはあちこちに大きな穴が掘られており、そこから出てきた遺骨を安置しているのだ。次に向かおうとしたときドライバーが「見るだけでもいいからすぐ近くの射撃場へ行こう」と言って、射撃場へ連れて行かれた。実は5年前にも別な場所だったけど射撃場へ来てM16と拳銃を撃ったことがあった。今回は特にその気はなかったので、射撃場と、たくさんの銃を見て帰ってきた。で、次に向かったのがトゥール・スレン博物館と呼ばれるポル・ポト時代の負の遺産。ここは元学校で、多くの市民が収容され、拷問を受けたり、殺されたりしたところだ。何度きても、気持ちがどんよりし、悲しさや、腹立たしさが、複雑に沸き立ってくる。歴史復習ツアーを終えて、宿から歩いてオールドマーケットへ向かう。やはり首都だけあって、ものすごい数の人と、車と、バイク…。途中疲れたのでラッキーバーガーというハンバーガーショップでハンバーガーとオレンジジュースを飲む。ハンバーガーは一番シンプルなやつで1ドル。日本のマックより高い。オールドマーケットはメインの建物がもう閉店しており、周辺の屋台や露天を見学した。あちこちから炭焼きの匂いや、炒め物匂いがしてくる。そろそろうす暗くなってきたので、バイクタクシーを捕まえて、日本人が経営しているクラタペッパーという店でカンボジアの胡椒を買う。明日はいよいよ台北に戻る。今回は飛行機の接続が悪いので台北で1泊する。何を食べようか今から楽しみだ。

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